承認欲求の話。
承認欲求。
大学生の間で流行っている言葉の一つです。
4年間おそらく普通ではない過ごし方をしてきた僕だからこそ言えそうなことをここで言いたいなと思います。
あ、流行っているというとちょっと語弊があるかもしれないな笑
PPAP的な感じではないから・・・笑
でも、会話の中でよく聞く言葉です。
承認欲求とは、読んで字のごとくではありますが、
社会生活を営んでいく中で、他人に認められたいと思う感情のこと。
だと理解していますが、
みんなすごくそれを求めています。
言い換えると、
理由なき、全面的な承認。
今の大学生を見ていて思うことだけど、どこか認めて欲しいところがすごく強いように見えます。
昔の僕もそうでした。ここでは僕が、
どんな風に考えるようになっていったか
どんな風に行動したら変わっていったか
を書いていきたいと思います。
●承認欲求は満たさせるものではない。
いきなり結論です。
承認欲求は満たされるものではなくて、
考えなくなるもの
なんだと思っています。
「人から認められたい・・・」
「必要とされたい・・・」
ってなんで思うのですかね。
思うに、今まで学校の先生とか親とか守ってくれる人がいたおかげで考えなくて済んだ自分自身のことを考えるようになったり、
現状うまくいっていないことを何かのせいにしたい。そんな気持ちが生み出しているんだと考えています。
誰しも傷つくのは怖いし、できればやりたくないですよね。
大学生って、結構大人に見られることが多くて、お金も自分で稼げるようになってきて、自由と少しの責任を手に入れて
自分自身と自分の身の回りの環境に対してギャップが出てくるんだと思う。
本当は全然子供なのに大人扱いされて、それに応えようとするけどうまくいかない。
だって、求められるレベルって全然上だし、際限ないし、
だから認められることって中々なくて、
俺っているのかな?
私、結局何もできないな。
存在している意味ってあるのかな?
ってなる。
答えを探しても、もちろん見つからない。そんなものである。
●こんな人に多いよ!承認欲求
箇条書きにしてみようかな。
- 活動的に動いている
- 社会人と何かをしている
- 起業したい
- 親との関係がうまく行っていない
- 彼氏、彼女がいない
- ずっと勉強しかしていない
- 自分に自信がない
- 逃げ癖がある
皮肉なことにこういう現象は行動的に動いている人になりやすいように感じます。
社会人って、とりあえずかっこいい人多いんですよね。
まあ、本当は偽物、というかしょーもない人多いんですけど笑
学生と関わってくれる人達は決まって、学生に対して何かと言葉をかけてくれます。
僕もたくさんの言葉をかけて頂きました。
かけてもらうことは問題ではないのですよ。
大人の人と、すごい人と話すこと自体は問題ないのです。
では問題は何か。
『比較』すること
です。
●比較の何が悪いの?
比較って何が悪いかというと、
正しく比較できないのに比較する人が多すぎる点です。
比較って、異なる2つを比べることですけど、
1つを除いて 全て同じ要素でないと本来おかしいんですね。
例をあげます。
同じ重さ、形のリンゴが2つあったとして、皮の色だけが赤と青だったとします。
で、この2つのリンゴでどんな違いがあるか・・・。
が正しい比較なんですね。
話を戻します。
自分と人を良く比較していませんか??
自分より凄い!と思う人と自分を比べて悲しい気持ちになったりしませんか??
その気持ちは痛いほどわかりますが、
本質的に意味はないので、今すぐやめましょう。
●承認欲求のお話。
結局のところ承認欲求とは、考えなくなるものと言いましたが、
その話をしてなかったので、それについて話して終わりにします。
承認欲求って、結局認められたいと思う気持ちのことでした。
でも得てして他人と比較したり、現状への不満のぶつけ先や逃げ口となっていることから、いつまでもモヤモヤする原因になっていることが多い。
最終的にすごく普通のことを言いますが、
『行動し続けるしかない』と思います。
でもその際に忘れないでほしいことを付け加えると、
「自分の強み」とか、「何をやっている時が楽しいか」とか、そういうことを
考えることも続けてください。
先が見えなくても、わからなくても、前に進み続けてください。
逃げないで一歩を踏み出し続けてください。
別にその一歩はなんでもいいんです。
その時に前に進んでなくたっていいんです。
でも、その一歩の踏み重ねが、
自分の糧になり、
自分を形作り、
結果として、自分を大きくしてくれます。
私の話はいつかしますが、本当に自分に自信を持っていませんでした。
だから、興味があった厳しい環境に身を置いて、ずっと耐えました。
だから今はこういうことが言えるようになっています。
承認欲求なんて考えることなく、前に進めています。
何故なら自分の山を登り始めたという実感があるから。
この文章が、誰かの心に届きますように。
笑顔を忘れずに、楽しむことだよ。
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★過去の記事★
学生と社会人の違いについて書いてみました。
友達について書いてみました。
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