ゆうちゃんの言葉庫〜何故か心に刺さる文章達の居場所〜

沢山沢山経験してきた僕が、 思ったこと、感じたこと、 徒然なるままに残していきます。 また、旅の日記なんかも書きます。

今更だけど被災地を回って、見て、感じてきたこと。

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今日書く文章は、ちょっとどうなるかわからないです。
でも、どうかお付き合いください。

その時に感じたこと、思ったことを

ただ文書として残しておきたい。そう思って、書いています。

 

一か月くらい前ですかね。
初めて東北の津波の被災地に車で行ってきました。

気仙沼石巻陸前高田

 

震災が起きたのは僕が高校3年生の時だったかな。
八王子に住んでいる僕でさえ、すごく揺れて、焦ったのを今でも覚えていますが、
本当に衝撃的な出来事でした。

日本という国全体で何か助けになることをしよう。
なんて流れもあったし、色々な面が見えた時期でもあった。
 

震災が起きてからはボランティアの募集とか募金とかをすごくよく見かけていたし、
身の回りの人も沢山参加していました。

もちろん僕にもそんな機会があったのだけれど、僕は行けなかった。本当は行けたのに、行けなかった。

ボランティアに行かないと行けないという話ではなくて、完全に個人的な感情の話。

 

どこか怖かった。

ビビってた。

だから、行けなかった

 

何がそんなに怖かったのか、正直わからないほどに動揺したし、ビビっていたのを覚えています。

でも、同じ仲間の人が苦しんでいるのに、その現実から正直目を背けていた。
当たり前の毎日がなくなることが信じられなくて、怖がっていた。

そこだけは事実で、そんな状態で気がつけば大学4年生になっていました。

旅行に行くことになったのは別のきっかけだったけど、
東北に行くって決めてからは絶対にこの目で見るって決めていました。

 

写真はアイキャッチの一本松の写真しかないです。
それ以外の写真は何も取れませんでした。

なんだろうな。

何も言えないんです

何を口から発しても、空虚に感じるんです

肌で感じるんです。空気が本当に違う。

一緒に旅をした彼女といつもは色んな話をしながら各地を回ったのですが、
今回だけは、本当に一言も発せないで終わりました。

今はかなり綺麗になっていて、ゴミとか全くなく、

トラックが沢山いて、皆さん一生懸命に復興に向けて努力されているところでした。

まだ仮設住宅は沢山あって、まだまだ各所に被災の傷跡は残っているよう。

本当にここに街があったの?

と言うくらいに綺麗に何もなくて、

 

すごく胸が苦しかった。

 

何が言いたいのか、今回全然わからないな。笑
でも、自然の強さみたいなのを肌で感じた気がします。

 

当たり前って、全然当たり前じゃないし、
明日には崩れ去ってしまうことだって、ある。

いくら備えたって、備えきれないことっていつでもやってくる。

大切にしていたものが一瞬でいなくなることだって、ある。

 

そんなことを気がつかさせてくれたような気がしています。

 

復興にはまだまだ時間がかかる。

そして、まだまだできることは沢山あるな。
と思いました。

この街は、将来的に色んなお店が入って、沢山人が集まるような場所にしようと計画しているみたい。

街の人は元気で、沢山お話ししてくれる人もいました。

ずっとモヤモヤしてたことが少し晴れて、ちょっとだけ悲しくなって、元気をもらった。

そんな話でした。

 

今回は、本当にこのなんとも言えない気持ちを残したかっただけなんです。

皆様はどんなことを感じて、考えましたか…?

 

 

こんな僕に興味を持ってくださった方は下記を読んで頂けると、
わかるかもしれないし、わからないかもしれないです。笑

 

u-tanblog.hatenablog.com

 

 

いつもありがとうございます。

 

ゆうちゃん。

 

 

 

===過去記事===

友達の有り難さを感じた時に書いた文章です。

u-tanblog.hatenablog.com