ゆうちゃんの言葉庫〜何故か心に刺さる文章達の居場所〜

沢山沢山経験してきた僕が、 思ったこと、感じたこと、 徒然なるままに残していきます。 また、旅の日記なんかも書きます。

10年ぶりに映画館に行く気になった『君の名は。』を“今更”見てきたけど、その話をみんなで分かち合いたい。(ネタバレ注意)

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クリスマスイブの24日。
世の中のカップルが外でちちくり合っている寒い夜。

超今さらですが、『君の名は。』をレイトショーで見てきたので、感想文を書きたいと思います。

 

すごい流行ってましたよね。『君の名は。

なんか流行に乗りたくないという理由と、そもそも映画に行きたくないという理由で(最後に見た映画が、中学生の時にみた「恋空」でした笑)
見に行くことはありませんでした。

妹からの情報が「全然面白くないよ。お兄ちゃん、見なくていいと思う。

だったので、尚更いいかな〜って。

 

でも何がきっかけか忘れたけど、彼女が見たいって言い出したので、
偶然やってたレイトショーを見に行くことにしました。

 

結論から言います。

 

超いいじゃん!!!

 

新海誠さんの作品、実は見たことがなくて「初体験」だったのですけど、
とってもよかったです。

 

●結局どんな話だったのよ

入れ替わってしまう男の子と女の子の織りなす恋愛物語・・・
イケメンと美少女がチュッチュする・・・

と思ってるまだ見てない人多いですよね。

 

全然違いますよ!!!!

 

確かに入れ替わりはあるんですけど
なんだろうな。
凄くストーリーがしっかりしてるし、いいタイミングでネタ要素が入ってくるし、
映画の時間はあっという間の時間でした。

 

 

【⚠️ここからネタバレをタップリ含みます⚠️】

 

〜簡単なあらすじ〜

代々続く糸守の神社を守る巫女として日々頑張っている三葉(とっても可愛い)と東京の学校に通う瀧(イケメン)が
突然、身体が入れ替わってしまう。

段々とお互いに事態を飲み込み、お互いに日記などを書いて楽しむようになって
お互いにお互いのことを気になるようになっていった。

 

そんなある日、彗星が日本に最接近する日がやってくる。

すると急に身体入れ替わり現象が終わってしまい、その頃に記憶もあやふやになってしまい、普通の日常に戻ることになる。
頭のどこかで糸守の記憶が残っていた瀧は、真実を確かめに行くことにする。

そこで瀧が目にしたものとは・・・

隕石の墜落で糸守町の人間の大半が死亡したこと。
三葉は3年前に死亡していたこと。

ショックに耐えながら、入れ替わった記憶を辿って三葉の半身がある場所に向かう。
すると、時を超えて2人は出会うことに成功する。

最終的に糸守の人は避難させることに成功するが、お互いにその事実の記憶は薄れて行く。

そこから数年。

互いに記憶には残ってない。
何か残るものはあるけど、思い出せない。
引っかかるものを覚えながら過ごしていた。

でも体の記憶で覚えている2人は惹かれ合い、導かれ、遂に出会う。

「君の名は・・・」

 

 ●こんなところが良かった

まず、絵が綺麗
本当に綺麗。

アニメと現実をここまでうまくマッチさせてたのは、すごいなあと思いました。

友達に絵が綺麗だから、それを見るだけでも価値あるよ。
って言われたことあったけど、確かにそんな感じがしました。笑

聖地巡礼とかありますけど、普通に行きたいですもん。実在するのかわかりませんが。

 

後、世界観が綺麗

最初、恋愛要素いっぱいかと思ったんですね。
どうせちゅっちゅしてるんだろうな〜
ドロドロした恋愛とかあるんだろうな〜とか。

思っててごめんなさい。

童貞臭がするいう批判もありましたが(確かにわかる)
個人的には全然気にならなく、純粋に見ることができました。

 

後、ちゃんと完結するというか、結論を急いでいる感じがなく、
2時間でしっかり満足する内容と終わり方だった。

風呂敷を広げ過ぎて収集つかなくなっている映画って多いように思うんですけど、
ちゃんと伏線を張りながらしっかりフラグ回収してちゃんと終わった印象です。

だから特に消化不良感もなく気持ちよく終わりました。

 

●こんなところが気になった

話を理解するのに結構頭を使いました。

ストーリー上の裏設定というか、話を理解する上での恐らくこんなことなんだろうな〜みたいな設定が難しかったです。

糸守神社と彗星落下
宮水家の関係
2人の入れ替わりのタイムラグ

この辺は、結構思考を巡らせないと、伏線を回収できないと
「???」ってなる気がする。

後、なんで入れ替わってるのに気がついたの?とか
なんで宮水家が特別な能力を持っているの?とか

都合いいな〜とか人によっては思うことはあるかも。

 

あと。


おっぱい揉みすぎな。

 

●本編とは関係ないけど鮮明に残っている感情

隕石で1回三葉が死んだ時に、

人の死ってあっけないな。とか、
そんな気持ちで死んだのかなとか、

そんなことも考えました。

自然の力の大きさというか、
人間ってやっぱり自然に、地球に、宇宙に、生かされている生物なんだな〜って。

 

僕が実際に隕石が降ってくる地点にいたらどんなことを考えるかな
目の前に落ちてくる隕石を前に何を考え、何をするかな。って。

ちょっとだけ虚しくなった。 

 

 ●まだ見てない人へ(多分ネタバレ見ちゃってるけど笑)

ちょっとひねくれて見てしまう人。

多分「?」って感じが出てくる作品だと思います。

その「?」という感じは、他の記事できっとクリアにしてくれていると思うので、
見て見てください。笑
僕は、この設定の難しさと、大前提での宮水家の能力など、
「日常」と「非日常」の境界線を分けるのが難しい点かなと思っていますが、
どうなんですかねえ。

 

純粋に見れる人。

絶対に楽しいです。
映像も綺麗だし、ストーリーも綺麗だし、大満足に終わると思います。

僕は結構ひねくれている人なのですが、
普通に満足感に浸りながら帰路につきました。笑

 

個人的に、ですが

手に書かれた「好きだ」を見て、「これじゃ名前わからないじゃん・・・」
ってところは「うおおおお」って思いましたし、

三葉は過去の瀧に会いに行って、髪を結んでいた「糸」を渡すところも、
こういうことか!ってなりましたし、

2人が時間を超えて出会えたところも
「ぬああああ」ってなりましたし、

ちゃんと最後に2人が出会えたところも
よかった・・・って思いましたし、

 

 最高でしたよ。笑

 

もしこれで興味持ってくれた方、是非行ってみてください♪( ´▽`)

 

笑顔で楽しく暮らせること、幸せですね。

 

 

ゆうちゃん。

 

 

 

 

===過去記事===

 東北大地震の被災地を回って来た時に感じたことを残しました。 

u-tanblog.hatenablog.com