塾講師をやってみてわかった、『成績が上がる人』と『上がらない人』の明確な違い。
【学生へ】【親御さんへ】
塾に通っている人。
今の世の中当たり前だと思います。
クラスの中で塾に通っていない人を探す方が難しいんじゃないかな。
特に都内は。
沢山ありますよね。塾。
僕もその中の1つに勤めていました。
名前を出すことはできないのですが、上場している結構大きな塾です。
そこで1年以上集団の塾の講師として生徒に授業をしていました。
その中で見えてきた『成績の伸びる子』と『成績の伸びない子』の違いについて書いていきたいと思います。
ただ、これはあくまで僕の経験談なので、全てが全てってわけではないです。
あらかじめご了承ください・・・。
●なぜ塾に入ったのか、が結構大事
色んな理由で塾に入ると思います。
昔は、「お受験のため」に通う場所、というイメージが強く、
比較的お金に余裕がある人がいくイメージがありました。
しかし、その後、塾そのものが多様化し、価格競争を強いられた結果、
通いやすくなりました。
なので、「通いたくないのに通わされている子供」が増加しました。
(昔のお受験が通いたくてやっているかどうかは謎ですが。)
行きたくないのに嫌々・・・という生徒は得てして勉強に対するモチベーションが低いです。
ここぞという時の踏ん張りが効きません。
だから周りと差がつく。で段々居にくくなってフェイドアウトしていく・・・。
結構こういう生徒多いです。
●そもそも塾って何だっけ
塾って、どんな場所でしたか?
「勉強をするところ、教えてくれるところ」ですね。勿論。
でも、よく勘違いします。
どんな勘違いかというと、『塾に入れば安心』という気持ちになってしまいます。
ここが1番問題なんですよね。
生徒も入れば勝手に成績が上がると思っているし、
親御さんも預ければ安心って思っている。
確かに勉強をさせる場所ではあるんですけどね。
塾でできることなんて限られているんですよ。
だって、授業だって、1週間に長くて2時間ほど。
残りの家庭学習とか自習とかが差をつける訳です。当然の話ですが。
塾は、勉強の質を上げるところです。
もっと具体的にいうと、
「第一志望」に合格するための手段、という感じでしょうか。
一般の学校では教えてくれない“技”や、“解法”、“考え方”を学ぶ場所。
自分の「わからない」を「わかる」に変える場所。
勉強の“モチベーション”を上げる場所。
ライバルと競う場所。
こんなところが塾です。
『塾に入れば安心』 こんなこと思っていませんか??
『自習の時間』を疎かにしてませんか??
ここが変わるだけで一気に成績は変わると思います。
●こんな生徒だと先生は嬉しい
成績が上がる生徒はどんな生徒が多かったか。
下記に列挙しますね。
- 自習の時間をしっかり取る人
- コツコツ頑張れる人
- 短期の集中力がハンパない人
- 授業毎に質問に来る人
- 毎回の授業に本気で参加する人
- 単語テストを毎回満点取る人
- 漢字テストを毎回満点取れる人
- え、そこまでやったの?って言われる人
- 先生が言ったことを忠実にやって来る人
- ライバル意識が強い人(負けず嫌いな人)
- ただの暗記で終わらせない人
上記が多ければ多いほど、成績は上がる傾向が強いです。
実際に僕が見てきた生徒の中で、
「英語の点数が30点くらいしか取れなくて、都立にいけるかどうか・・・」
って感じの生徒がいました。
その生徒はずっと野球をやっていたらしく、勉強をサボってきた人でしたね。
そんな彼は、毎回の授業後に僕に質問に来て、わからないところがなくなるまで質問攻めにして来たり、単語テストは満点を取れないと本気で悔しがり、周りに負けないと勉強をして、そこまでやって来たか!ってレベルまで頑張ってました。
結果どうなったと思いますか?
都立の上位校に見事余裕で合格を果たしました。
その年のクラスはみんな第一志望をあげて合格していましたね。
(報告聞くの嬉しかったなあ)
まとめます。
勉強をしに来ている生徒+わからないをそのままにしない人+ガッツがある人
は伸びます。
あと少しで試験ですね。
まだやれることはあります。
成績なんてものは、本当に急に伸びるものです。
最後まで諦めず頑張ってください♪( ´▽`)
笑顔で楽しい明日が来ますように。
ゆうちゃん。
===過去記事===
結構見てくださっている記事です。超本気で書きました。