ゆうちゃんの言葉庫〜何故か心に刺さる文章達の居場所〜

沢山沢山経験してきた僕が、 思ったこと、感じたこと、 徒然なるままに残していきます。 また、旅の日記なんかも書きます。

人の“死”ってあっけない。

 

最近暗い内容の文章が多くてごめんなさい。

でもね。どうしても残しておきたくて、文章としてここに書き残します。

僕が肌で感じて、思って、決心したことを。

どうかお付き合いください。

 

先日こんな記事を書いたんですね。

u-tanblog.hatenablog.com

 

お正月の挨拶で親戚周りをしてきた際に感じたことをここに書き残したんですけど、

心筋梗塞で倒れていたおばあちゃんの話を少しさせてください。

 

結論から言うと、昨日の朝、病状が一気に悪化して、亡くなりました。
今、おばあちゃんの家で寝ています。

僕がその知らせを聞いたのが、もう心臓が止まってからで、
急いで駆けつけた時には、お風呂にも入って、お化粧も済んでいました。

心筋梗塞で倒れて手術をして、1回お見舞いに行った時には本当に元気になっていて、「天ぷらとか食べたのよ〜」とか話しているくらいで

全く何も疑わないレベルで元気だったんです。
これからスペイン語の勉強をするんだとか言って、そのための道具を持ってきてもらっていたり、
もう回復する一方だからそんなにお見舞いに来なくていいのよ。
そんなことまで言っていました。

 

でもそんなことを言っていた次の日。
病院で亡くなってしまいました。

車椅子に移動した時に苦しいって言って心臓が止まっちゃったんだって。

なんか、本当に急。あっけない。

でも長い間苦しむことなく死ねたんだって。
それは本当に良かったなって思う。

 

うーん。僕、親戚関係が亡くなってしまうことって初めてで。
気持ちが消化できていません。

 

何回もお参りしました。
心の中で「お疲れ様でした」って気持ちを伝えました。

と同時に、

「これから僕が守っていく番だ」と言う気持ちと、「今までもらったものを返せるように、頑張ります。」って伝えてきました。

 

本当はね。もっと話したかった。
やっと人と素直に話すことができるようになってきたんです。
お母さんの昔話、僕自身の昔話、いろんなことを聞きたかった。

でも、もう遅い。

 

人が死ぬ時って本当にあっけないんだなって。思うんです。

これが死ぬってことか。って

 

 

死ぬことって

動かなくなること

話さなくなること

冷たくなること

反応がなくなること

 

そして、

人を悲しませるもの

辛いもの

心が痛いもの

 

 

でもね、
親族に囲まれて、しっかり見送ってもらえるおばあちゃんは、幸せなんじゃないかなって思います。


なんだろう。
今まで一生懸命やってきた結果が、これなのかなって。

亡くなってなお、集まる人、残る人、

これが生きた証なのかな。って。

 

 

とりとめもないけどもう1つ思ったことがあって、
おばあちゃん。って僕から見たら当然おばあちゃんだけど、

僕のお母さんから見たら実の母親。
僕のおじいちゃんから見たら、ずっと長い間連れ添ってきたパートナー。

 

そんな自分の人生の大半を一緒に過ごしてきた人を失う気持ちってどれほどなんだろう。

僕にはまだわからないし、想像もできない。

でもすごく痛い。

痛い。

 

僕だったら、耐えられない気がする。
今にも動きそうなくらいの大切な人の姿。

 

でもさ、絶対いつか来るやつじゃん。

備えられないし、備えたくないじゃん。

人間って難しいね。儚いね。

 

だからこそ、僕は、全力で生きるって

おばあちゃんに宣言してきました。

 

まだお通やとか告別式とかあって、忙しそうだけど、
僕より、辛い人がいっぱいいるから。
頑張る。

 

そんな話。

 

長い間、お疲れ様でした。
ゆっくり休んでくださいね。僕は、自分に嘘をつくことなく、一生懸命に生きます。

 

 

ゆうちゃん。

 

 

 

 ===過去の記事===

 

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