読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ゆうちゃんの言葉庫〜何故か心に刺さる文章達の居場所〜

沢山沢山経験してきた僕が、 思ったこと、感じたこと、 徒然なるままに残していきます。 また、旅の日記なんかも書きます。

絶対に“知覧”に行ってみて欲しい。絶対何か感じるものがあると思うから。

f:id:rodantanbike:20170123180415p:plain

タイトル通り、鹿児島県知覧に行って来ました。
知覧って知っていますか。第二次世界大戦の際に、特攻攻撃を仕掛ける飛行機が飛び立った場所です。

僕は今日ここに行って来たのですが、本当にいろんなことを考えらせられたので、それを残します。

 

知覧は鹿児島県鹿児島市の付近(とは行っても結構車に乗った)の山の中にある場所です。

ここには記念博物館があって、沢山のものがそこには展示されています。

どんなものかというとですね。
特攻隊の人が飛び立つ前に、“家族に残した遺書”や、“実際に使用された飛行機”、当時の生活の跡がわかる“衣服”など様々なものです。

実際に行って欲しいので、その中にどんなものがあるかはこれくらいにして、
そこに行って僕がどんなことを感じたかを書きますね。

 

 

僕、“生きること”について考えました。

生きるってなんなのかって考えたことあると思うんです。1回くらいは。

でも、生きることをここまで鮮明に感じることは初めて、というくらいに突きつけられるものがここにはありました。

 

日本は自殺が世界で1番多い国だと言います。
自ら死を選択してしまう人が世界で1番多いということです。こんなに豊かな国なのに。
いろんな問題が複雑に絡み合っていると言います。いじめとか貧困とか。
なんで自分で命を絶つことができるのかな。僕にはわからない。でも、この事実をまず知って欲しい。そんな風に思ったので書いてます。あえて。

でもね、そういう人について何か言いたいのではなくて、
みんなに「生きる」ということと「死ぬ」ということをもっと考えて見て欲しいと言いたいです。

 

 

特攻して行った兵士たちは、大半は、20代前後の若者。

そう。僕と同じ年代の人たち。

時代背景があるとはいえ、僕と同じ年代の人が散っているこの現実は、「そうなんだ」では済まない重さがあった。

 

戦中の教育って、お国のために命を捧げることは、大変名誉なことだったんだって。
お国のために若い僕の命を捧げることができるならば、光栄です。必ずや、敵艦隊を沈めてみせます。って。
胸を張って、敵艦隊に突っ込みます。って。

 

実際に残っている当時の写真を見ました。
出撃から30分前の特攻兵達の写真。
基地から2時間30分の場所が戦地となっているので、
自分が死ぬ3時間前に撮った写真

 

 

どんな顔をしていると思いますか?

 

 

ちょっと考えて見てください。

 

 

 

信じられないんだけどね。…満面の笑みでした。


友達とくだらない話をして盛り上がる、そんな若者の笑顔でした。
現代でも沢山見かける、そんなありふれた笑顔でした。

 

なんだろうなあ。
僕だったら絶対に泣いてるし、笑うことなんて絶対にできない。
でもね、笑ってたんだ。僕と同い年の特攻兵達は。

 

 

『今日という1日は誰かが生きたかった1日である』

 

そんな言葉を僕の師匠から聞いたことがあるのですが、本当にこれだな、と。

特攻して行った僕と同じくらい若い少年兵達。

どんなことを考えたのだろう。

後、何日技に死ぬ。後数時間ごに死ぬ。

そんなことが明確にされて、何を思い、感じるんだろう。

僕には到底計り知れないことである。

でも、それを考える義務が僕にはあると思う。

 

語り部の人から沢山のことを聞いた。
当時のことを経験している人のインタビューを聞いた。

本物の遺書を沢山見た。

 

遺書には、様々な言葉が残されていた。
母親を心配するものもあった。妹に当てた手紙もあった。妻に当てたものもあった。特に沢山書かず、短く終わるものもいた。

 

1番グッときたのが、妻に当てた手紙。

沢山書かれていたんだけど、1番涙が出たのは、

「妻は、今を生きる人である。僕は過去を生きる人となる。だからもしいい人がいたら、僕のことはスッパリ忘れて新しい人生を歩んでくれ」「ああ、会いたい。話したい。でももうそれは叶わない」

こんなことが書いてあった。

何を思ったんだろう。どんな気持ちでこれを書いたんだろう。

本当は怖かったと思う。死にたくなかったと思う。その奥さんとの明るい未来を想像して、胸を躍らせていたと思う。

 

今の僕があるのは、特攻して命を投げ出して守ってくれたおかげ。
今の僕があるのは、そういう悲しみの積み重ねの上に成り立っているもの。

そんなことをちゃんと自覚しながら、前を向いて、自分に嘘をつかないで生きていかないといけない。

そんないろんな気持ちを知ったとともに、僕のこれからを改めてしっかり考え直すきっかけになりました。

 

皆さん。絶対に行った方がいいです。感じた方がいいです。
それが無理ならネットで調べて、遺書だけでも読んで欲しいです。

 

 

今日はこれだけ。

写真は禁止されていて撮れなかったです。

 

笑顔で楽しく過ごせる幸せを感じないとだね。

ゆうちゃん。

 

 

 ===過去のオススメ記事===

 知覧に行く前に個人的に人が 死ぬことについて考えたきっかけがあったのですが、それについて残したものです。

u-tanblog.hatenablog.com