“親”と“子”の話
僕、今まで“親”って存在するのが普通だと思っていたんですね。
僕がこの世の中に生まれてから、普通に存在していて、いつも近くにいる存在じゃないですか。
でも、『そうなんだけど、そうじゃない。』
そう感じたことを書いて行きます。
先日、僕の祖母が亡くなりました。
もう色々は落ち着いたのですが、僕にとって初めての身内の不幸だったんです。
大学生になって、初めての身内の不幸。
個人的に考えさせられることが多くて、それを全部残します。
親という存在と子という存在についても考えた。
親って、ある意味当たり前な存在じゃないですか。
生まれてからずっと。1番近くで見守ってくれ、育ててくれた人。
自分の何もかもを知っている人。
大切に思ってくれている人。
だから自然と子供の僕にとって
『親=神』という絶対的な存在が出来上がっていました。
お母さんなんだから当たり前、お父さんなんだから当たり前。
じゃあ、子供は?
子供は、甘えて当たり前、お母さん、お父さんに迷惑かけて当たり前。
なんとかしてくれる。なんとかなる。
そんな風に考える。
でもさ、なんか感じたんだよね。
今回僕の叔母を亡くして、それを悲しんでいる姿を見て、「お母さん」って声をかける親を見て、
1人の人間なんだなあ、ってさ。
とっても当たり前のことなんだけどね。
感情を持って、僕は長男なんですけど初めての子育てで、僕の身の回りで起こることは、自分ごとのように感じて、
そうやって来たんだなあって思いながら昔の出来事を色々と振り返ると
色々考えてしまう。
支え、支えられるもの。
親と子は、お互いに助け合うもの。
キツイ時、辛い時、嬉しい時、楽しい時、
そんな時に互いに助け合っていける存在。
今まで僕たち子供は、沢山親に支えられて来た。
沢山の愛情を受けてここまで大きくなって来た。
だからね。
これからは親を支えられる存在にならないとダメだと思うんだ。
親の存在の大きさってとっても大きいと思うんだ。
安心感というか、そういう意味でも。
でもね、亡くなって初めて気がつくものなのかもしれない。
だから、僕はまだ完全に感じてないのかもしれないけど、
*
今から大切にしないと。
今からでも遅くないから。
笑顔で楽しい明日が来ますように
ゆうちゃん。
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